瓦・施工用語集
瓦屋根及びその施工法やいわれ等の歴史にいたる用語の解説を設けましたので、
当社の他のページを見る時や見積書等の検討の際に御活用ください。
平( ひら )
軒先きと陸棟ある野地(流れ面)の事。
大棟(おおむね )
切妻屋根や入母屋屋根の水平な主棟の事。
陸棟(ろくむね )
寄棟屋根の水平な主棟の事。
隅棟(すみむね )
入母屋屋根や寄棟屋根等の隅木の上に設ける傾斜した棟の事。この隅棟の出来次第が、屋根の美しさを決める…とまで言われる。
袖(そで )・ケラバ
切妻屋根・入母屋屋根の妻側の瑞縁の事を言い「傍軒」の事。
谷(たに)
二つの屋根面が交わる所にできる入り隅で雨水の集まる所の事。
万十軒瓦(まんじゅうのきがわら)
軒瓦の剣部分の継ぎ目を覆う、円形で中央部に膨らみのあるものが付いている形状の瓦の事。
雪止瓦(ゆきどめがわら)
積雪の地区で雪の急激な落下を防ぐ為に使用する瓦の事。(ステンレス金具もあります)
耐震・耐風工法( 建築基準法[法第20条])
長野・新潟地区ではガイドライン工法により、平瓦は2枚に1枚を構造部材に留めつけ、軒瓦、袖瓦も構造部分に3点留めする。棟瓦(ノシ瓦は左右たがいに留め)丸瓦は構造部材に留め付ける。